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県道小川長野線味大豆 竣工令和元年9月

発注者 長野市
工事内容

味大豆地区(長野県上水内郡小川村稲丘)は、山間地に集落と農地が点在する西山地域に位置し、古くから生活や産業を支える道が重要な役割を担ってきた地域です。県道小川長野線は、長野市茂菅から小川村方面へ至る路線で、前身は「長水西部中央線」とされ、昭和期にかけて改修が進められてきた経緯があります。 
一方で、この周辺は地形が急峻で、沢筋や斜面が道路に近接する箇所が多く、土砂災害への備えが欠かせません。実際に味大豆地すべりは、小川村北東部の飯縄山東側・薬師沢上流部に位置する地すべり地として知られています。 

本工事(県道小川長野線 味大豆の道路改築工事)は、こうした山間部特有の道路条件を踏まえ、通行の安全性と災害時の信頼性を高めることを目的として実施されるものです。県道は地域住民の通勤・通学や日常の移動を支える生活路線であると同時に、緊急時には迂回や救急・防災活動にも関わるため、道路の機能確保が重要になります。

改築工事では、現地条件に応じて、道路の線形や幅員の見直し、見通しの改善、路肩や側溝等の排水施設の整備などにより、走行性と安全性の向上を図ります。また、斜面や沢に近い区間では、必要に応じて法面保護や落石・土砂流入への対策を講じ、豪雨時等のリスク低減に配慮します。これにより、日常時の事故防止だけでなく、降雨・融雪期の通行確保や維持管理性の向上にもつながります。

本工事は、味大豆地区を含む山間集落の暮らしを支える道路基盤を強化し、将来にわたり安心して利用できる交通環境の維持に寄与するものです。あわせて、土砂災害の起こりやすい地形条件を踏まえた整備を進めることで、地域の防災力向上にも貢献します。

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