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大野奈良井線舗装工事長野市中条住良木(舗装打換え工)

長野市発注 大野奈良井線舗装工事 長野市中条住良木 令和6年7月竣工

発注者 長野市
工事内容 舗装打換え工 L=170m W=5.0m (平均)A=850m2

大野奈良井線舗装工事長野市中条住良木(舗装打換え工)

大野奈良井線舗装工事長野市中条住良木(舗装打換え工)

中条住良木地区は長野市街地から車で1時間以上山あいに入った西山地域に位置し、自然豊かな里山風景が広がっています。標高の高い峠道からは遠方に雪をいただいた北アルプスの峰々を望むことができ、周囲には田園風景とともに信州百名山の一つ虫倉山がそびえています。虫倉山は古くから「山姥伝説」で知られ、地域の文化に根付いた存在です。このような厳しくも豊かな自然環境の中で、人々は代々農業を営み、棚田や畑で米や野菜を育てながら暮らしてきました。歴史的に見ると、奈良井集落は江戸時代には「奈良井村」として存在し、明治期に周辺の青木村などと合併して「住良木村」となった経緯があります。現在の中条地区(2010年に旧中条村が長野市に編入)は、こうした小さな集落の集合体であり、集落ごとに公民館(例:大野公民館、奈良井会館)や生活センターが置かれて地域コミュニティの核となっています。大野奈良井線は、これら点在する集落と拠点施設を結ぶ生命線であり、地域の人々の交流や支え合いを物理的に繋ぐ役割を果たしています。

地形的には急峻な山腹や谷沿いに集落が点在し、道幅も狭く曲がりくねった箇所が多いのが特徴です。冬季は積雪が多い豪雪地域であり、長野市では10cm以上の降雪で早朝に除雪車を出動させ、通勤通学時間前までに除雪を完了させる体制を敷いています。しかし、路面が老朽化し凹凸や亀裂があると除雪作業も困難になり、圧雪や凍結によるスリップ事故の危険も高まります。また、この地域は地すべりの常襲地帯としても知られています。江戸時代の善光寺地震(1847年)では虫倉山一帯で大規模な山崩れが発生し、周辺の集落が土砂に埋まる被害も記録されています。こうした自然条件から、道路の維持管理や災害対策は地域の安全確保に直結しています。大野奈良井線のような生活道路を良好な状態に保つことは、冬の交通確保や災害時の避難・救助ルートの確保という点でも社会的に重要です。

今回の大野奈良井線舗装打ち換え工事(L=170m、W=5.0m(平均)、A=850㎡、令和6年7月竣工)によって、道路の安全性と利便性が向上しました。まず、老朽化したアスファルト舗装が新しくなったことで路面の凹凸やひび割れが解消され、走行時の振動やタイヤへの負担が軽減しました。これにより、地域住民が日常的に利用する自家用車やバスの走行が滑らかになり、車両の故障リスクや乗員のストレスも減少します。特に中条地区中心部へ子どもたちを送り迎えするスクールバスや、買い物・通院に利用されるコミュニティバスにとって、舗装改良は定時運行と乗客の安全確保につながります。学生や通勤者は時間通り快適に移動でき、地域の高齢者も安心してバスや車で外出できるようになりました。

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