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信濃信州新線 上水内郡小川村 穴尾(道路拡幅(堆雪帯設置)工

長野県長野建設事務所発注 令和5年度防災・安全交付金 雪寒(加速化)(重点)工事(主)信濃信州新線 上水内郡小川村 穴尾 令和6年12月竣工

発注者 長野県長野建設事務所
工事内容 道路拡幅(堆雪帯設置)工 L=22.0m W=5.5(7.5)m グラウンドアンカー工 L=12.3~14.3m N=28本

長野県北西部に位置する小川村・穴尾地区は、雄大な北アルプスを望む山間の美しい村ですが、冬期の厳しい豪雪でも知られる地域です。主要地方道「信濃信州新線」は、この小川村と長野市信州新町(現・長野市)の間を結ぶ唯一と言える幹線道路で、村民にとって病院や学校など公共施設への生活道路(いわゆる命綱)となっています。標高500~1000mの山あいに集落が点在し、人口約2,200人の小さな村では、自家用車や路線バスに頼る生活が中心です。そのため、この道路の通行状況は日常生活や緊急時の移動に直結しています。

しかし地域は特別豪雪地帯に指定されるほど冬の降雪量が多く、従来は道路幅員がおよそ4.5mと狭い上に積雪でさらに道幅が減少し、冬場は車両同士の行き違いも困難になる状況でした。実際、平成26年2月の記録的豪雪の際には、積雪で道路が極端に狭められて通行支障が生じ、生活道路のボトルネック区間として問題が顕在化しました。また山間部ゆえ急勾配・急カーブが多く、路肩の崖崩れや落石のリスクも抱えています。近年では令和4年6月の集中豪雨により村内各所で土砂崩れが発生するなど、雪のみならず豪雨による道路寸断の危険性も指摘されています。こうした背景から、「信濃信州新線の改良促進」を長年地域住民が強く要望してきた経緯があります。

本工事は長野県長野建設事務所が発注し、令和5年度の防災・安全交付金〈雪寒対策(加速化・重点)〉事業として実施されているプロジェクトです。道路拡幅工(堆雪帯設置)として延長L=22.0mの区間で道路幅員を従来の約5.5mから最大7.5m程度へと拡張し、冬季に路肩へ除雪した雪を積み置くためのスペースを確保します 。併せて、グラウンドアンカー工(長さL=12.3~14.3mのアンカーを28本設置)によって道路脇の急斜面を強固に補強し、拡幅した路面と法面の安定性を高めています。急峻な地形に対応するため、プレキャスト擁壁を用いて法面を保護しつつ、その擁壁に防護柵(ガードケーブル)を一体化する構造が採用されました。これにより、従来は除雪作業時に排雪の行き場が無くガードレールを押し倒してしまうといった問題も解消されています。

何より地元住民にとって、本工事の完了は将来への大きな安心感をもたらします。四季を通じて安全な道路が確保されることで、「豪雪に負けない暮らし」が現実のものとなりつつあります。地域の人々の生活基盤を支えるインフラ整備として、本工事は陰ながら地域社会に貢献し、その恩恵は次世代まで受け継がれていくはずです。厳しい自然環境の中でも安心して暮らし続けられる小川村を実現するための一歩として、今回の道路拡幅・グラウンドアンカー工事は大きな役割を果たしています。

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